お前は誰やね
2016-12-04 Sun 23:35


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↑観に行ってきた。

好みじゃないのがわかったけど、
ここまでヒットしたらせめても一度観に行こうと思ってね。


ただ観た途中から、
「ん??? これ、映画『イルマーレ』?」と
思ってしまって、
最後までモヤモヤな気持ちで観てました。

友達と一緒に観に行ったので、
「イルマーレを観てないから、
検索しよう」って話になって、
ネットで調べたら、
一発「君の名は イルマーレ パクリ」で出てきた(^^;)。

・・・私だけじゃないんだ。


私が観たのはアメリカ版の「イルマーレ」ですから、
実はそれの原作は韓国の映画です。

ものすごく納得したね。

韓流のラブストーリーが好きな人なら、
「君の名は」が好きはずだ。

実際この映画のリピーターは
若者が非常に多く、
計算してみたら、
「イルマーレ」が上映されたとき、
今の若者たちはまだ子供だから、
もちろん観たことないでしょうし、
韓流ブームもこの何年間もだいぶ落ち着いたし、
おそらく今の若い人たちは韓流ドラマそんなに
観てないじゃなかと思う。
だから初めてこういうストーリーを観たとき
けっこう衝撃を受けるでしょう。

実際「イルマーレ」のパクリって言うのは
ちょっと言いすぎと思う。

料理と例えば、
同じ材料(ネタ)でまったく違う料理(映画)を作られたかな。
もちろん結論としては「君の名は」のほうが全然勝ってる。

まずこの二つの映画の共通点から比べてみましょう。
もちろんネタバレがあるし、
あくまでも私の分析です。
二つ映画のファン、ごめんなさいねm(_ _)m


1.主人公たちはまったく違う時空で生きてて
お互い会ったことないのに、
不思議な体験でお互いを知る。
そして男女の感情が生まれる。

「イルマーレ」の場合は不思議なポストを通して
手紙の交流で愛情を深まる。
「君の名は」の場合は体が交換することで
お互いの性格と生活を知る。

手紙より、体で(?)自分から体験するほうが
もっと面白いネタを入れることができるし、
若者が共感できるエピソードもいっぱい入れることができる。


2.主人公の片方実は何年先で死んだ人

「イルマーレ」の場合、男の主人公は2年前交通事故で死んだ。
「君の名は」の場合、女の主人公は3年前自然災害(?)で死んだ。

ここで大きな災害にして物語のスケールを大きくする。
そうすることによって、観客がもっと大きなインパクトを受けることになる。


3.片方の主人公が実は死んだとわかって、
もう一人の片方がそれを避けるために必死に助けようとする。

「イルマーレ」の場合、男の主人公は会いに来ないように
(交通事故に遭ったきっかけ)、
女の主人公が必死に男に伝える。
「君の名は」の場合、男の主人公がもう一度女の子と体を交換し、
必死に女の子と町の人を助ける。

ここで「君の名は」の場合、
「イルマーレ」より
しっかり時間をかけて盛り上がる場面を作られた。
緊迫感満タンな演出によって
観客も感動しやすい。


4.時間差で両思いの主人公たちを苦しむ。
最後はハッピーエンド。

「イルマーレ」の場合、男が2年前に事故で死んだため、
時差は2年間。
「君の名は」の場合、女の子が3年前に死んだが、
男の主人公と再会したのは5年後。

ここまでスケールが大きくなると、
ただ3年間待たせると再会するときの感動が
薄くなるでしょうと思う。
だからここあえてお互いのことを曖昧に忘れて
再会するまでさらに時間をかける。

実際この映画監督さんが監督した過去の2作も、
時間差でバラバラになった
両思いの男女を苦しむネタを使ってた。
時間はある意味では最強ですよ。
待つ以外何もできないからね。
ただ待てば必ずハッピーエンドになる(笑)。


ただ残念なことに、
強引なところがあった。
やってたことが覚えてるのに
お互いの名前が忘れることや、
その後時間差を広げるために
何がやってたが
うすく忘れることが
どうしても都合が良すぎるに見える。


また時空のことも無理がある。
3年間の差があるので、
女の子が男の子より3つ年上はずです。
だから高校生の女の子が死ぬ前に男の主人公を会いに行くとき、
彼はまだ中学生じゃないの?
そこらへんはやっぱりよくわからない。


ただここまで国内外も大ヒットになったわけだから、
エンターテインメントとしては大成功ですよ。
リアルで綺麗な背景と
すばらしい演出のおかげだと思う。

この映画についてある漫画家さんがツイターで
ダメ出ししたことで炎上になった。
彼は本当に何を言いたいかなんとなくわかる。
友達も
「よくわからないけどなんかどっかの映画に似てる」って言ってた。
いろんな映画の良さをこの映画に取り入れたじゃないかと思う。
だから「イルマーレ」じゃなくても、
なぜか他の映画の影を見えるね。


別にこの映画のことが嫌いとかそう言うじゃないよ。
ただ単にこんなにいろいろ分析ができて嬉しいだけです。
もちろん個人の意見だから、
ご了承ください。






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